アフターコロナ時代の派遣社員の展望

皆さん、いかがお過ごしですか？

Covid-19（新型コロナウイルス）に感染して、亡くなられた皆さんには心よりお悔やみ申し上げます。また、現在治療中の皆さんのご回復を、心よりお祈り申し上げます。

さて、この社会の混乱の中で、強制的に働き方改革が実現し、また、社会全体が変化していることを実感されている方は多いのではないでしょうか？

まだまだ、先が見えない中ではありますが、すでに、日常を取り戻したときのことを考えている皆さんもいらっしゃいます。

なかでも、現在、在宅勤務もできない派遣会社のスタッフを抱える人材派遣会社の経営者の皆さんは、最前線を進まれているようです。

派遣会社は、経済の悪化と共に、すぐに経営状態が悪くなるという連動している業界の一つです。まさに、今回のような、在宅勤務もできない状況に置かれると、スタッフとの契約を打ち切るなどを余儀なくされいます。

本来であれば、4月からの同一労働同一賃金を実行することができれば、スタッフの人的価値を見直すチャンスであり、また、働き方改革を推進することができるリーディングカンパニーも出現したであろうと思うと、そのタイミングの悪さを恨めしく思う気持ちが募るばかりです。

アフターコロナ時代に「求められる人材キャリア形成」の準備を！

しかし、アフターコロナ（この混乱が落ち着きを見せる頃）に目を向けている人たちは、事業計画や、経営戦術の見直しをし始めました。

毎日、決められた時間に就業場所に移動しなくても仕事ができることが、今、証明されているわけです。1日の労働時間の中で、求められた結果、成果を上げることを、どう評価して、賃金に反映させるかについても、モデル化できるわけです。また、同一労働同一賃金であることが保証されるのであれば、経営者も、社会保障の負担をすることなく、会社の目標を達成することができるのであれば、正社員雇用にしがみつくことはありません。

もし、これらの仮説に基づく労働環境や働き方改革に成功することができるのであれば、派遣会社は、よりスキルの高い、自立・自律したスタッフを派遣して、企業の存在価値を高めることができるようになるでしょう。

業務量に限りがあって、時間的なゆとりがある今であれば、いつ終息するかわからないこの混乱が、始まりと同じように、急に終わりがくるその時に備えてみてはいかがでしょうか。

すでに、お取引のある派遣会社様からは、自立・自律したスタッフを育成する教育プログラムについてご相談を受け、スタートしています。次の展開に向けて、お気軽にお問合せください。オンライン（Zoom、skype、facetime）でも受け付けています。